Case Studies支援事例
R&Dプロセスのアジャイル変革
- 支援領域
- 経営(オペレーション)モデル変革
- R&Dプロセスのアジャイル変革
- 業種
- 製造業
Overviewチャレンジと課題
グローバルメーカーである当該企業を取巻くビジネス環境は大きく変化し、新興プレーヤーの製品に市場を奪われかねない状況となっていた。しかしながら同社のR&Dは、手戻りによるタスクの重複・遅延などの要因により数年を超えるものもあり、スモールマスを捉えたアジャイルな開発の実現と併せ、更なる開発期間短縮と開発期間中の人員投入量や各種コスト最適化の取組が必須となっていた。 このため、従業員に対しての、デジタルリテラシー向上および業務適用へのチャレンジを促進するための方向性・共通言語を定義し、これらを具体化したガイドラインを作成・共有することによる、具体的なデジタルリテラシー向上のためのトレーニング受講および業務適用チャレンジの促進を行った。
Approachアプローチ
R&Dの全社変革推進役を担う委員会事務局を中心に、各関係部署の代表者で構成される検討チームをスクラム的に巻き込み、検討チーム自らが考え推進するための羅針盤役として、ワークショップを活用したCo3アプローチで取組全般の推進を支援した。 +Co-discover phase:フォーカス設定 +Co-design phase :新R&Dコンセプト設計支援 +Co-delivery phase :パイロット実行支援
Result取組成果
全社KPIであるROIC向上へ、以下の項目により貢献できるようになった。 ・開発工数半減 (=開発品倍増):手戻り減少等、部門を跨いだ改善により開発工数を 大幅に削減。従来の倍の品 数の開発が可能に。 ・市場競争力強化:開発品の顧客ニーズ合致性が上がり商品力が向上。